長澤まさみ 初ミュージカル作品 キャバレー観て来ました!(2017年1月)
長澤まさみの初ミュージカル
キャバレー観て来ました!
キャバレー(2017年1月)(敬称略)
思えば、自宅近くで、長澤まさみが
ドラマ、セーラー服と機関銃のロケで
長澤まさみを初めてナマで
見て以来、ファンとまではいかないが
自分にとって気になる女優さんです。
その長澤まさみが初めて
ミュージカルに挑戦する。
行かねば!
ただ、初ミュージカルにしては
玄人受けするような作品
キャバレー
映画ファンなら、見てなくても
聞いたことがある作品。
オズの魔法使いのドロシー役の
ライザ・ミネリが演じ好評だった
ヒットラー統治前の
荒廃的で堕落してはいるものの
自由があった都市ベルリンにある
場末のキャバレーを舞台とした
ミュージカル。
アカデミー賞8部門を獲得した
有名なミュージカルです。
ただ、このキャバレー若い時に
見たせいか、個人的には
全然面白くなかったんです。
そして、ブロードウェイキャストで
英米人が演じたキャバレーを
10年くらい前に観たのですが
こっちの方も
英語がよくわかなかったせいか
面白くなかったのです。
正直、自分が脚本家、演出家
だったら、敢えてこの作品を
長澤まさみの初ミュージカル
作品には選ばないと思います。
(他にもっとある)
ライザミネリは元々ミュージカル女優で
歌と踊りは抜群にうまい。
そんな難しそうな作品を自分なら
初ミュージカルには選ばないですね。
で、何でキャバレーなのか?
そんなことも考えながら
六本木にある EXシアター六本木まで
観に行きました。
EXシアター六本木は2回目なのですが
1階から入場できず、わざわざ
寒空の中2階に上がらされて
2階に上がったと思ったら
今度は2階から1階へ
何でこんな面倒なことするんだと
思ったら
混雑を緩和するために
2階から入るようにさせたようです。
やっぱり長澤まさみの初ミュージカルに
観客が集まるんですね。
会場に入場すると、20分前なのに
観客がほぼ着席している。
やっぱり、
長澤まさみは人気あるんですね。
で、感想は?
さすがに、日本語でやってるので
ストーリーは良くわかりました。(当然)
劇団四季出身のMC役の
石丸幹事、ピエロ的な役割のため
ピエロのように白塗りのメイクで
最初誰だかわかりませんでした。
劇団四季のメインキャストだけあって
歌も踊りもうまかったです。
意外だったのが長澤の恋人役の
小池徹平、この人声優になれるほど
声がいいです。
歌手なので当然、歌もうまい。
ただ、劇団四季のレベルではない。
うまくて、声がいいのですが
ミュージカルするには
もう少し声量がないと、その点
今後はボイストレーニングをして
声量があるところを見せてもらいたいです。
そして、長澤まさみ
背が高く、スタイルがいいし、顔もいい。
(TVでも見てわかるが舞台だと特に際立つ)
ちょっとミュージカル鑑賞のアドバイス
ミュージカルはよっぽどのいい席じゃ
なければ、オペラグラスは必須です
オペラグラスを取り出して長澤まさみを
見ると
アップで観ても舞台映えするのは
さすがでした!
気になる点は
まず歌は低音域がこもる
大きな声を出すと、声の質が低下する。
中音域は良かったです。
スポーツやってただけあって
うまかったです。
ただ、ミュージカル女優の方は
モダンバレーとかのレッスンも
受けているので、縦軸の線が
ほとんどブレない。
長澤まさみの場合上半身が
前のめりになって踊ってしまう。
そうすると、見てる側にとっては
あまりキレイに見えない。
その点が気になりました。
まぁミュージカル女優じゃないので
そんな厳しいことを言っても仕方ない
のですが。
で、肝心の内容は?
キャバレーという、元々コメディーに
なりにくいストーリーを
コメディータッチでストーリーを
構築したのは、ある意味良かったです。
見終わったあと、キャバレーって
こんな話だったっけと
映画キャバレーのストーリーを
調べてみたら、かなり違ってました。
長澤まさみのキャバレーの方が
ストーリーは面白かったです。
主演したり、映画に出たり
ミュージカルに挑戦したり
本当、多方面の活躍には
頭が下がります。
今後の活躍に期待しています!
やらないかなぁ、できれば
三谷幸喜演出で。
昔、シュガー役を薬師丸ひろ子で
やってたけど、長澤まさみの方が
合ってると思います。
因みに映画お熱いのがお好き
でシュガーを演じて
たのはマリリン・モンローです。)