街に出て観よう!

街に出て、コンサート、演劇、歌舞伎、落語などを鑑賞した感想を書いたブログです。

ムード歌謡をモチーフとした喜劇 星屑の街角 完結編(2016年)

f:id:machinidetemiyou:20190615102110j:plain

ムード歌謡をモチーフにしたコメディー

 

星屑の町 完結編(2016年2月)

(敬称略)

 

ムード歌謡をご存知ですか?

 

1960年から1970年代にかけて

 

流行した演歌よりもムードがある

 

謡曲です。

 

ロスインディオ

 

別れても好きな人クールファイブ

 

中之島ブルース なんかが代表的な

 

曲です。

 

演歌とムード歌謡の線引きは難しい

 

ですが

 

そんな懐かしのムード歌謡を

 

モチーフにしたコメディーが

 

星屑の町です。

 

完結編なので今まで何度も

 

公演しています。

 

今回の公演は初演から22年

 

前回の公演から10年ぶりだそうです。

 

そして今回は初演でのオリジナル

 

メンバーでの公演だそうです。

 

主役は太平サブローラサール石井

 

ヒロインに戸田恵子

 

準ヒロインにモーニング娘

 

新垣理沙が演じています。

 

他に脇役俳優の濃いキャラの方々が

 

出演しています。

 

小宮孝泰、渡辺哲、でんでん、

 

有薗芳記、菅原大吉

 

新納敏正、朝倉伸二、江端英久、星野園美

 

で感想は?

 

太平サブロー結構歌がうまい。

 

歌手とまではいかないが

 

漫才師の中では

 

かなりうまい方だと思いました。

 

ただ千秋楽前日のため

 

声はかすれて歌うのがつらそうでした。

 

戸田恵子、さすがアンパンマンの声優

 

だけあって、声もいいし歌もうまい。

 

また普段は歌う機会があまりないので

 

歌手役を非常に

 

楽しそうに演じていました。

 

本物の歌手より声量あるんじゃ

 

ないかと思われるほど才能ありました。

 

冒頭はムード歌謡っぽい

 

つんくの悪い女

 

それから解散したコーラスグループの

 

ハローナイツの面々が一夜限りの

 

ショーのため函館の潰れたキャバレーに

 

集まる。

 

解散後それぞれの道を歩んできた

 

メンバーたち。

 

そこは同窓会のような雰囲気に包まれる中

 

トラブルメーカーの五郎が

 

メンバーの前に現れてから

 

よからぬことが次々に起きて行く。

 

全編通して、ムード歌謡曲をベースに

 

人情喜劇を見せて行くそんな作品でした。

 

途中で太平サブローラサール石井

 

即興漫才は中々のものでした。

 

メンバー全員が楽しそうに演じていて

 

その雰囲気がとっても居心地が良かったです。

 

完結編と言うから終わるのかと

 

思ったら、まだ続くようです。

 

次回もまた見に行きたくなるそんな演劇でした。

 

(クールファイブの楽曲が多かったので

 

前川清も呼んでも良かったんじゃないかと

 

思っていたら、2006年の公演で

 

すでに呼んでいたみたいです。

 

こっちも見て見たかったです。)