街に出て観よう!

街に出て、コンサート、演劇、歌舞伎、落語などを鑑賞した感想を書いたブログです。

エルトンジョン 横浜アリーナコンサート(2015年)

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エルトン・ジョン ライブ 2015

横浜 アリーナ

 

エルトン・ジョン行って来ました。

 

2001年 、2007年のコンサートに

感動し、今回で3回目です。

 

円安の影響か

チケットがアリーナですが

18000円 たかー

 

二人分だと36000円と

かなり痛い出費です。ダウン

 

前回、前々回と行って十分に楽しんだので

今回横浜だし、水曜日だし

キャンセルしようかと思ったのですが

 

エルトンの年齢を考えると

もう来ないかも知れない。

 

今回は8年ぶりで、またバンドを

引き連れての来日は15年ぶり

 

前回(2001年)が27年ぶりなので

フル・バンドでの演奏は最後に

なるかも。

 

そんな思いで結局チケットをゲット

雨の降る横浜へ出かけました。

 

客層は30代から60代くらい

比較的若い世代のファンが多いのに

びっくりしました。

 

音楽に年齢は関係ないのです。

 

始まりから、ノリのいい

エルトン

 

Tiny Dancer でオヤジの涙が

 

エルトンジョンと言えば

バラードが有名なのですが

 

ノリのいい曲から

バラードに移行し

 

途中有名なバラード

your song

candle in the wind

で観客をうるませ

 

ラストは怒涛の

ハイテンション、ノリノリ攻撃

 

老若男女問わず

踊りまくりました。

 

おまけにステージ上で

ファンにサインを書く

サービスぶり

 

元々日本好きな彼ですが

そこまでやるとは

 

著名なアーティストが舞台から

サインしたコンサート見たこと

ないです。ラブラブ!

 

アンコールはCrocodile Rockで

しめくくる あっと言い間の

2時間30分でした。

 

(みんなでナーナナナナナナー

と大合唱!)

 

行って良かったです!

最高でした。チョキ

 

横浜アリーナは新横浜なので

帰りは新幹線ですぐ東京に

着きます。

 

エルトンにたくさんの

元気をもらったそんな1日でした。グッド!

 

追記

 

セットリスト

 

1.Funeral for a friend

2.Bennie and Jets

3.Candle in the wind

(ダイアナ妃も好きだった曲)

4.All the girls love Alice

5.Levon

6.Tiny dancer

(涙が出ました。)

7.Blieve

8.Daniel

9.Philadelphia freedom

10.Goodbye yellow brick road

11.Rocket man

12.Hey ahad

13.I guess thats why they call it blues

14.The one

15.your song

(一番知られている曲)

16.Burn down the mission

17.Sad song

18.Sorry seems to be the hardest word

19.Dont let the sun go down on me

20.The bich is black

21.Im still standing

22.Your sister cant twist

23.Sturday night alright

アンコール

24.Crocodile rock

(ナーナナナナナーと大合唱で終わる)

 

夢の三人会 桂文枝 おむかえ人(2015年10月)

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250作目の創作落語

 

6代目桂文枝のおむかえびと

 

10月26日新宿文化センターで

 

TVでおなじみの

 

円楽、好楽、文枝の夢の三人会

鑑賞しました。(以下敬称略)

 

3人の生の高座は1度も

聴いたことがなかったのですが

(TVでやっているのは鑑賞しています。)

 

本日のお目当ては文枝でした。

 

文枝はTVで新婚さんいらっしゃいの

(元 桂三枝です。)

司会者として長年やっているので

ご存じだと思います。

 

この方は上方落語では

創作落語の大家なのです。

 

普通の噺家さんは

古典を得意としています。

 

立川談志の芝浜

志ん生の子別れなど 

みんな古典です。

 

古典落語の出典は中国の故事が

多いようですが

これを江戸、明治時代にアレンジして

今の落語の形になったそうです。

 

ので噺家さんは古典落語を得意にして

いるのです。

 

古典落語ばかりだと

みんなが同じ話をやるので

客が飽きる。

 

それに落語は年寄りばかりじゃなくて

若い人も聴きに来る人がいる。

 

そういう理由で

新しい落語、創作落語

演じる噺家さんもいるのです。

 

東京では柳谷喬太郎

三遊亭円丈なんかがそうです。

 

上方の代表と言うと文枝文珍ですね。

 

そのうちの一人の文枝

落語が聞けるのを楽しみにして

新宿文化センターに行きました。

(2015年10月26日鑑賞)

 

まずは円楽、昔の楽太郎です。

笑点では腹黒いキャラとして

定着しています。

 

演題は酔っ払い

 

次に好楽、同じ三遊亭一門

笑点では今一つぱっとしませんが

落語は面白かったです。

 

演題は紙屑屋 

 

どちらの話も自分の持っている

落語200選にはのってませんでした。

 

そしてトリは文枝

 

老人ネタで会場を笑わせる。

(8割がた65歳以上の高齢者が

多かったです。)

 

そして自身250作目の創作落語

むかえびと

 

おそらく映画おくりびと

パロディなんでしょう。

 

妻に先立たれた男がこれから

新しい人生を歩もうと思った矢先に

 

天国から送られてきた、むかえびと(死神)

に寿命が来たと宣告される。

 

古典落語、死神を現代風に

アレンジしたような話でした。

 

死神は後半からサスペンスチックな展開に

なるのですが

 

こちらは終始笑いを狙った話でした。

 

さすが創作落語一筋で来ただけあって

面白かったです。

 

文枝は古典をなぜやらないかと言うと

古典は難しいらしいです。

 

あの長いセリフを覚えて

演じるのがしんどいらしいです。

 

あと古典落語は師匠から芸を受け継いで

うまくなるのですが

文枝は早くからタレントとして

活躍したため、忙しくて師匠から

稽古をつけてもらえなかったのも

一因だそうです。

 

こういう噺家もいるのかと感心しました。

 

最近、先代の師匠の得意ネタだった

抜け雀を演じたらしいですが

こっちも聴いてみたいと思いました。

 

文枝創作落語300作を

目指しているそうで

これからも、まだまだ活躍してくれることを

期待しています。

 

欽ちゃん最後の演劇 ほめんな、ほれんな、とめんな(2014年)

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欽ちゃんの最後の公演

 

ほめんな、ほれんな、とめんな(2014年6月鑑賞)(以下敬称略)

 

萩本欽一と言えば、最近では仮装大賞の人のイメージしか思い浮かばない方が多いのでは。

 

自分が子供の頃はTVを付けると、必ず出ていた有名タレントでした。

 

漫才ブームやタケシ、吉本の台頭により

 

TVの画面には出る機会が少なくなったと思ったら

 

日光江戸村で演劇をプロデュースしたり、ゴールデンイーグルスの監督になったり

 

多方面で活躍していたようです。

 

小林信彦のエッセイで若いときの欽ちゃんは

 

動きの笑いを取れるだけではなく、話術でも1時間近く笑わせることができる

 

稀有なコメディアンだったと回想していた。

 

今回、欽ちゃんの最後の演劇だと言うことで、怖いもの見たさで見に行きました。

 

明治座の席に座ると、明らかに年齢層が高く

 

ちょっと場違いなところに来たそんな感じでした。

 

普通は演劇の中休憩で食事をとる人がいるのですが、

 

演劇が始まる前から、弁当食べているし。

 

そんなに腹減ってんのか?18時前から食事するなんて、

 

今はお年寄りのほうが元気ありますね。

 

演劇のメンバーは欽ちゃんファミリー中心で

 

欽ちゃんファミリー外では的場浩二小倉久寛田中美佐子が出演していました。

 

で感想は?

 

うーん、まぁそんなに期待していなかったので

 

こんまもんか、って感じですね。

 

欽ちゃんは本人も言ってましたが、舞台は疲れる

 

若いころの舞台せましと走り回って、笑いを取っていた

 

欽ちゃんの芸風には相当無理があると思いました。

 

かといって立って話術だけで面白い人ではないので

 

この人が生きるのは、坂上二郎のようなキャラを

 

いじり廻すときだと思います。

 

舞台でも面白かったシーンは小倉との昔の二郎さんを

 

思い出させるような二人コントと

 

田中美佐子が本人も驚くほどの動きの笑いでした。

 

欽ちゃんとの掛け合いコントは面白く、

 

正に名コメディアンヌぶりでした。

 

最後に自分の後をついでくれるのは

 

愛弟子の東だと言って

 

さびしく舞台をさりました。

 

浅草を中心とした軽喜劇の灯(ともしび)がまた一つ消えた感じがしました。

 

追記

 

欽ちゃん今度は大学生になったらしいですね。

 

73歳になっても挑戦する彼の人生は素晴らしいと思いました。

 

明治座公演の時に5千円で一緒に写真撮れたから

 

撮っときゃ良かったな)グー

 

立川志らく シネマ落語 ゴースト江戸の幻(2015年9月)

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5年くらい前から(以下敬称略)

 

高座の落語を聞き始めました。

 

以前から落語は聞いたことはあるのですが

 

高座で聞き始めたのは最近なのです。

 

以前から 立川志らくがシネマ落語

 

公演しているということは知ってたのですが

 

今回初めて聞きに行きました。

 

今回のテーマは映画ゴーストの江戸版の落語です。

 

話の始まりは「寝床」でこれは志らくが得意の演目です。

 

そして本編のゴスート

 

前編は宮戸川(お花半七)

 

宮戸川隅田川の古い名称だそうです。

 

宮戸川は今ではほとんど使われませんが

 

この落語の演題として残っています。

 

お花半七の話は

 

前編が面白いので

 

よく高座にかかりますが

 

後編はちょっとホラーサスペンスの展開になるので

 

みなあまりやりたがらない。

 

その後編を映画「ゴースト、ニューヨークの幻

 

のストーリーで楽しむというものです。

 

ゴーストは2回くらい見ているので

 

どうかなぁと思っていたのですが

 

これが結構面白かったです。

 

さすが映画通ということもあり

 

見事にゴーストをうまく落語に調和させていました。

 

特にゴーストになった半七の演技は面白かったです。

 

サゲも中々工夫していました。

 

志らくのシネマ落語、中々なものでした。

 

また次回も聞きに行きたいと思いました。

落語で泣いた。中村仲蔵(2015年9月)

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9月の長雨もおさまり、涼しくなって来た

 

シルバーウィーク明けの週末(2015年9月鑑賞)

 

ためしてガッテンの司会者で有名な

 

志の輔師匠の落語を聴きに行きました。(以下敬称略)

 

落語に興味ある方なら

 

ご存知だと思いますが

 

東京だと今一番チケットが取りにくい

 

落語家なのです。

 

今年の6月に川崎の独演会を聴けたのですが

 

その時は面白いには面白いけど

 

これなら以前聞いた 柳谷喬太郎春風亭小朝

 

同じくらいか同じネタなら

 

むしろ小朝のが面白かった

 

やっぱりテレビの力は大きいのかと思っていました。しょぼん

 

今回の公演で

 

その考えは一掃されました。

 

元々滑稽話よりも

 

人情話の方が好きなのです。

 

落語聞かない人には

 

何を言ってるのか

 

わからないと思いますが

 

じゅげむ、まんじゅうこわいちりとてちん など

 

落語で有名なネタは笑い話が主なので

 

滑稽話と言います。

 

自分も落語を高座で聞くようになって

 

知ったのですが

 

落語は滑稽話の他に怪談話艶笑話人情話があるそうです。

 

だいたい寄席にかかるのは9割がたが滑稽話です。

 

なぜなら通常高座の時間は15分から30分くらいなので

 

長い話はかかりにくいし

 

客は笑いに来てるので

 

怖がらせたり、感動させたりするのは

 

難しいからです。

 

ので人情話や怪談話は

 

真打の方でないと演じる

 

機会は少ないかと思います。

 

今回は志の輔の独演会なので

 

じっくり人情話の中村仲蔵ができるのです。

 

中村仲蔵の落語

 

ちょっとだけさわりを紹介しますと

 

血筋が一番と言われている

 

歌舞伎界で

 

一般の庶民から

 

名題まで上り詰めた

 

中村仲蔵のエピソードを紹介しています。

 

志の輔の公演は2部に分かれていて

 

1部は仮名手本忠臣蔵の詳細な解説。

 

自分も知らなかったのですが

 

我々が知っている

 

忠臣蔵はほとんど

 

この仮名手本忠臣蔵のことだそうです。

 

忠臣蔵の元ネタは

 

赤穂事件で

 

これは浅野内匠頭

 

江戸城中で吉良上野介に切りかかり

 

それを重く見た時の将軍綱吉が

 

浅野に切腹を命じる。

 

これを不服とした

 

大石内蔵助をはじめとした47志士が

 

主君の仇を見事討ち果たす。

 

この赤穂事件を47年後に

 

仮名手本として作られたのが

 

仮名手本忠臣蔵だそうです。

 

ので実在の人物とは違う名前

 

例えば大石内蔵助大星由良助とされています。

 

また時代も南北朝時代に変えられています。

 

この仮名手本忠臣蔵

 

12段目まであるのですが、

 

5段目があまり面白くなく

 

以前は弁当幕と言われていました。

 

当時の歌舞伎は朝の3時頃から始まったそうです。

 

そうするとちょうど5段目あたりが

 

昼にあたり

 

5段目はたいした盛り上がりもないので

 

みんなその時に

 

弁当をぱくつく

 

そんな扱いだったらしいです。

 

中村仲蔵名題になったばかりの頃

(注:役者のランク 名題>相中>中通>稲荷町の順)

 

脚本家の金井三笑

 

嫌がらせをうけ

 

名題では不相応な(格下の役)

 

5段目の斧定九郎の役をもらう

 

斧定九郎は山賊扮装をして

 

無様に打たれる

 

そんな端役なのですが

 

これを自ら演出し、変えて

 

当時の江戸の歌舞伎通たちを

 

うならせたそんな楽しいエピソードを

 

落語にしたのです。

 

同門の志らくのは聞いたことがありました。

 

志らく中村仲蔵も良かったですが

 

志の輔の方が良かったです。

 

志の輔が得意と言ってるだけあって

 

この話は他の話よりも

 

入念に語っていました。

 

志の輔のこの話にかける

 

情熱が伝わって

 

5段目の仲蔵の話は

 

歌舞伎を観客が見ているような

 

気持ちになりました。アップ

 

まだ見ぬ歌舞伎役者の演技が

(仲蔵はとっくに亡くなられた方なので、見られなくて当たり前なのですが)

 

あたかも目の前で演じられているような

 

気がしました。

 

周囲からは

 

笑い声と涙で鼻をすする音が聞こえる

 

感動の涙と笑いの涙が混ざる

 

そんな素晴らしい落語でした。

 

志の輔の落語はこれなんだなぁ

 

としみじみ思いました。ニコニコ

 

志の輔は普通の独演会より

 

テーマを決めた独演会がおすすめです。グッド!

 

ただ非常に人気があるので

 

チケットが取りにくいのが欠点ですが

 

中村仲蔵は是非1度聞いて欲しい落語ですね。

 

 

 

青山劇場 最後の公演 飛龍伝21(2013年)

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つかこうへいのあの飛龍伝が帰って来た!(2013年11月鑑賞)

 

今度は桐谷美鈴が神林役をやるらしい。(以下敬称略)

 

つかが存命の頃、黒木メイサのために元のストーリーを

 

書き換えて上演したらしい。

 

今度は事務所の後輩である、桐谷にその大役が回って来た。

 

桐谷、できるのか?

 

そんなことをちょっと考えながら、青山劇場へ行きました。

 

厚生年金会館もそうですが、この青山劇場も税金の無駄を減らす理由で

 

この公演を最後に閉館となるようです。

 

何ともさびしい限りです。

 

飛龍伝21は全共闘時代の機動隊と学生の熱き戦いを回想するかたちで始まります。

 

神林美智子は学生紛争の時に亡くなられた樺美智子がモデルとされています。

 

もしこの劇をどちらか一方の側につき論じたら、

 

演劇にならない、そんな作品になると思います。

 

この熱い時代の激動の時代の劇を

 

モデル上りのアイドル女優が演じるのはいかがのものかと?

 

これが脚本、演出がうまいせいか 

 

アイドル歌手張りにみなを楽しませてくれました。

 

まわりはしっかりと、男優陣で固めていて

 

そこらへんはすきがなく、十分楽しめました。

 

特に神尾 祐はうまかったです。

 

つか作品の中でも濃く、また熱い劇なので

 

青山劇場の最後を飾るのに十分なできでした。

 

きっと、つかさんも草葉の陰で喜んでいることでしょう。

 

三谷幸喜の重喜劇 国民の映画(2015年7月)

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三谷幸喜と言えば日本を代表する喜劇作家、最近では清州会議、素敵な金縛りなど精力的に映画も監督している方です。

 

元は密室劇を得意とするシチュエーションコメディの大家です。古くは12人の怒れる男たちをパロディにした12人のやさしい日本人、ラジオの時間など密室で繰り広げられる様々な性格の人々を自由自在にあやつり観客を笑わせる軽喜劇が得意な作家です。

 

今回は久しぶりに軽喜劇ではなく重喜劇を扱っています。

 

三谷作品では戦中の日本の劇作家の悲劇をを題材にした笑の大学があります。

 

国民の映画ですが、主人公はナチスドイツの時代の宣伝大臣ゲッペルスの苦悩を描いています。

 

登場人物が全て実在の人物のため、ある程度は史実に基づいています。

 

ストーリーはゲッペルスが<風と共に去りぬ>のような壮大な娯楽映画を作りたいと、主要なスタッフを自分の家に招くところから始まる三谷得意の密室劇です。

 

今回の舞台はゲッペルス邸になります。

 

渡辺徹風間杜夫小日向文世段田安則など有名な俳優が出演しています。ドイツの新人女優の役で元AKB48の秋元才加もゲスト出演しています。

 

で感想は、映画芸術とは何か?をまじめに論じている、喜劇というよりはナチスへの批判や劇作家としてのプライド、ユダヤ人差別問題など、少々重いテーマを取り扱っているのため、一連の三谷作品の中ではコメディの度合いが低くなっています。

 

ラジオの時間や有頂天ホテルなどコメディの度合いが高い作品が好みの人はちょっと戸惑うかもしれません。

 

三谷作品の中で近いのは、冒頭でも触れましたが<笑の大学>だと思います。

 

重喜劇は結構好きなので、新しい境地の作品に出合えて、個人的には凄く楽しめました。

 

俳優の演技では主役の小日向さん、普段は脇役ばかりなので、久しぶりの主役のせいか、演技がいきいきしていました。

 

特出すべきはヒムラー役の段田さん存在感のない演技で観客を笑わせていました。

あと劇作家役の今井朋彦、この方は舞台がメインの方のようで、さすが舞台慣れしていて次から次へとなめらかなセリフが溢れるように出てくる演技は感嘆しました。

 

執事役の小林隆さんも抑えた演技が良かったです。

 

秋元才加は少々上がってたのか、演技に余裕がなかったように見えました。これからの活躍に期待します。

 

渋谷パルコ劇場40周年記念にふさわしい演劇でした。(2014年2月鑑賞。渋谷パルコ劇場)